ワンス・ア・イヤー―私はいかに傷つき、いかに戦ったか 林真理子


ワンス・ア・イヤー―私はいかに傷つき、いかに戦ったか (角川文庫)
林真理子
もうこの男の手の届かないところにいる――このフレーズをつぶやくまでに、私はどれほど傷つき、戦ってきたことか。
就職が決まらなかった女の子がベストセラー作家にステップ・アップしていく道のりは、身を切るような恋の出会いと別れの日々でもあった。
23歳から36歳まで、その人生を決定づける大切な14年間の、愛と葛藤のすべてを一年ごとに描き切った、画期的自伝長編小説。