ポツダム宣言

 戦前のマスコミがポツダム宣言をどのように世論誘導したかが良く分かる例。
 『聖戦』は今ではテロリストのテロ行為を正当化する用語になっている。
 ポツダム宣言拒否を理由に、アメリカは日本に『原子爆弾による核攻撃を正当化』を与えただけだった。

新聞報道では、読売新聞で「笑止、対日降伏条件」、毎日新聞で「笑止! 米英蒋共同宣言、自惚れを撃破せん、聖戦飽くまで完遂」「白昼夢 錯覚を露呈」
トルーマンは7月25日の日記で「日本がポツダム宣言を受諾しないことを確信している」と記載したように、日本側の拒否は折り込み済みであった。
むしろ宣言のみによる降伏ではなく、宣言の拒否が原子爆弾による核攻撃を正当化し、また組み合わせて降伏の効果が生まれると考えていた。
ポツダム宣言 - Wikipedia