辻直之展 / Naouki Tsuji : 小山登美夫ギャラリー 京都 2009.7.31-9.5

 木炭で描かれた絵がアニメーションになっていた。
 解説によれば、同じ紙の上で描いては消し、描いては消しを繰り返して撮影したものだそうです。
 木炭の柔らかい感じと、消した後の後の動きの軌跡が映し出す世界をさらに柔らかくしていく。
 でも、描かれる世界は、ハードな部分もあり、ノスタルジックな童話な世界というわけでもなかった。
 過去の作品はすべて観ると結構な時間がかかるけれども、最後まで面白く観ることができた。
 別室の大きな部屋で最新作だけ上映されていた。
 最新作は、過去の作品と比べると洗練されて作品の持ち味が凝縮されていた。
 今日はオープニングレセプションがあるようで、ギャラリーオーナーの小山登美夫さんも準備に忙しそうだった。
 作品の撮影も、行ったときにちょうど行われていた。
 夏休みで休廊中の期間があります。
 場所は堀川七条そばの西本願寺の近くです。
 実際の場所はギャラリーHPなどで確認ください。

screenshot小山登美夫の何もしないプロデュース術 小山登美夫

screenshot現代アートビジネス (アスキー新書 61) 小山登美夫

screenshotその絵、いくら? 現代アートの相場がわかる (THEORY BOOKS) 小山登美夫