ヒーロー?とんでもない!イギリス帰還兵の4分の1はホームレスに-エジンバラ国際映画祭

本作はイギリスの帰還兵を追ったドキュメンタリー。何と彼らの約4分の1が、退役後の人生のどこかでホームレスの生活を経験するという。スチュアート・グリフィスも、その中の一人だ。16歳で入隊し、軍のカメラマンとなったことで、プロカメラマンの道を歩み始めたスチュアートが、自らがホームレスだった時代にたどり着いた退役軍人用のホステルを訪ね、元兵士たちに話を聞くことで映画は進行していく。心と体に深い傷を抱えたまま、さまよっている元兵士たちの生の声が心に響く。「再訪できたことはうれしかったよ。彼らにとってもこれが癒しの一段階になればと思う」とスチュアートは撮影の過程をふり返った。
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