映画『帝国オーケストラ ディレクターズカット版』

A:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベルリン / フィルハーモニー / 管弦楽団 / ナチス / エンリケ・サンチェス=ランチ / ベルリン・フィルと子どもたち / 帝国オーケストラ

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創立125周年を迎えたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の、その長い歴史の中の1933年から1945年までのヒトラー政権時代に注目したのが、「帝国オーケストラ」。指揮者フルトヴェングラーは戦後、ナチスプロパガンダ(政治的宣伝)に協力したとして戦犯会議にかけられたという話はよく知られているが、本作ではオーケストラを構成していた個々の演奏家にスポットをあて、この事実をメンバーの視点から検証していく。ナチスに翻弄され、何を感じ、どう選択し演奏を続けていたか。当時を知る証言者として96歳となったヴァイオリニストのJ・バスティアン、86歳のコントラバス奏者E・ハルトマンが語り部となり、封印されていた演奏家個々人の真実を明らかにしていく。本作は、過去を検証し理解するという意味から、2007年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団125周年式典で上映された。
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『帝国オーケストラ ディレクターズカット版』セテラ・インターナショナル|ライブラリ