ネバダの「絵を描く馬」、国際コンクールで佳作に

伊モリアーノベネトで開催されている第3回ラグーナ国際アート賞展。「大きな赤い雄鹿」と題したチョラの作品は、絵画部門の応募1770作品の中から選ばれた。主催した文化団体の広報担当者は、「馬の応募者を想定していなかったのは事実。最初は当惑したけれど、調べてみると米国内では実績もあるようなので、受け入れることにした。ただ賞金の対象にはならないため、選外佳作となった」と説明する。審査員の中には「本当に馬が描いたのか」と疑う者や、怒り出す者までいたという。作品はベニスの画廊の目にとまり、来春にはそこで個展を開くことが決まった。チョラはまさに、華々しい海外デビューを果たしたのだ。
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