ビデ倫、３６年の歴史に幕 審査責任者の逮捕受け

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アダルト作品の自主審査機関「日本ビデオ倫理協会」（ビデ倫、東京都中央区）が今月限りで作品の審査をやめることがわかった。作品審査をめぐり３月に審査部門責任者が警視庁に逮捕された事件を受け、７２年に設立された業界初の自主審査機関は３６年の歴史に事実上幕を下ろす。

関係者によると、７月１日に新たな審査機関「日本映像倫理審査機構」（最高顧問＝清水英夫・青山学院大名誉教授）が発足し、ビデ倫の加盟社は大半が移る見込み。同機構は、新設される「審査センター」に委託し、より中立性の高い審査を目指すという。

警視庁は、不十分な審査でわいせつＤＶＤを流通させたなどとして６人を逮捕していた。
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日本ビデオ倫理協会

日本映像ソフト制作・販売倫理機構
現状の自主審査機関の実態を踏まえて、これからの自主審査機関に望まれるものは何かと常々検討した結果、?制作段階での倫理 ?流通段階での販売・貸出倫理、この両者を見据えた自主審査機関であるべきとの結論に達し、設立した任意団体です。