「事実誤認させる映像がある」…「靖国」削除要求で神社側

映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止問題に絡み、靖国神社が李(り)纓(いん)監督や配給協力会社「アルゴ・ピクチャーズ」、製作プロダクション「龍影(りゅうえい)」に作品中の映像の削除などを求めた問題で、靖国神社は14日、読売新聞の取材に対し、「事実を誤認させるような映像があるため」と文書で回答した。

どの部分の映像に削除を求めたかについては、「先方に回答を求めている段階なので、具体内容は差し控えたい」としている。同神社はホームページで、撮影許可の手続きが守られていないとしているが、これについては、「映画製作を目的とした申請は一度も受けていなかった」と制作側の説明不足を指摘した。

削除要請について、アルゴ側は「弁護士と対応について協議している」としている。
「事実誤認させる映像がある」…「靖国」削除要求で神社側 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)