誰も死なないアクション映画

　映画『タクシー4』を観ました。
　相変わらずの日本人には分かりにくいフレンチジョークが満載でした。
　派手な銃撃戦などもありましたが、誰も死ななかったと思います。
　今回は主役の二人の子供も登場し、なんとなく家族向け（?）映画のようでした。
　フランスでは、大ヒットしたというふれこみなのでした。
　フランスの誇る売れっ子映画監督リュック・ベッソンプロデュースというのは、日本で言うと宮崎駿プロデュースの映画ということかもしれません。
　リュック・ベッソン監督は自分ではもう監督はしないとずっと言いながらまた新作を監督しています。
　これは子供向けのファンタジー映画です。
　リュック・ベッソン監督と言えば映画『レオン』や映画『ニキータ』のような派手なアクション映画でありながらユーモアと哀愁が漂う作品がありました。
　その監督も歳をとりなにか違う境地に至ったのかもしれません。
　映画『アンジェラ』はある意味、そうした過去の映画とこれからの映画の分岐点の作品のような気がします。
　これからも我が道を行くリュック・ベッソン監督の作品を楽しみにしています。
　リュック・ベッソン/DVD@Amazon

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